カメラの向こう側
第89回 もうすぐ1年 (2019/02/19)
4月に入社し、もうすぐ1年が経とうとしています。10月から「ウィークリーACCS」内で「波岡えまの え~ま~そういうことになりまして!」というコーナーを持たせていただき、企画からプロデュース、出演、編集までを担当しています。
昨年12月に放送した「つくばコショウ会議」ですが、この企画が生まれたのは、
私「湖沼って漢字読めないです」
先輩「最初はそうだよね」
私「湖沼と胡椒をかけて会議開きたいです」
先輩「いいんじゃない」
という1分の会話で生まれたものです。
番組制作において、取材協力依頼の電話をするのですが、「人にお願いする」電話というのが一番ドキドキします。告白して付き合えるか振られるか、くらい、もしくは関所を通る悪党くらい緊張します。
そして編集。準備や撮影の百倍かかるといっても過言でないほど時間がかかり、編集者の苦闘がよくわかりました。テレビの世界で視聴者に注目されるのは出演者ですが、編集者の名前を大きく表示してほしい!と強く願うようになりました。
自分がしたい企画を何でも提案でき、ほぼ実行できる!という良い環境に身を置かせていただきながら、「好きにしていい=重責を担う」方程式に(勝手に)自滅するくらい気持ちが追い込まれることもありました。本当は助けてくれる方が周りにたくさん居て、番組作り初心者の私に過大な期待もない!と気づいてから吹っ切れました。
ここで一つ。5月1日とかけまして、取材の依頼電話と解きます。
その心は…どちらもヘイセイ(平成・平静)でいられないでしょう。
寒い冬は気持ちがくつろぐ番組を制作していきますので、今後ともお付き合いください。
ACCSアナウンサー 波岡 えま
◎このコラムでは、つくばのケーブルテレビACCSの出演者やスタッフより、放送現場の話題をお届けしていきます!