カメラの向こう側
第60回 科学の街つくば (2016/05/27)
さて5月。いよいよビッグイベント、G7茨城・つくば科学技術大臣会合が、開催されます。
ACCSは、G7関係のイベントを取材したり、関係者をスタジオに招いてお話しを伺ったりと、力を入れて放送してきました。科学の街つくばの名が、一層、世界中に響くことを願っています。
科学の街ということで、つくばに科学のイベントがいっぱい。
3月には「科学の甲子園」という、全国の高校生が科学力を競う大会が開かれました。
出場者は都道府県の予選を勝ち抜いたエキスパート。高校ごとにチーム一丸となって難問に挑みます。
実験競技「納豆菌のDNAを捕獲せよ!」と、茨城県にちなんだ問題も出ました。
資料によると「納豆菌のDNAを簡易抽出し、採取する。採取したDNAに蛍光色素などを加えてDNAサンプルを調整し、アガロースゲル電気泳動によってサンプル中のDNAを分離する」とあります……よくわかりません。
科学の街つくばのケーブルテレビで番組を作ってる人間が、こんなにモノを知らなくていいんだろうか……普通の意味で「ヤバイ」です。
番組制作を始めて1年半。先輩方は自分の番組を持っています。私は今まで2-3分のニュース映像を作ってきましたが、自分も番組作ってみたいと、気分が盛り上がってきました。
そこで第一弾、科学の甲子園を特集した15分番組を放送する予定です。
このガイドが出来上がるころは、放送されているか、少なくとも放送日が決まっているはず。まず「アガロースゲル電気泳動」について勉強しないとなあ……
科学の甲子園は来年もつくばで開催されます。競技は一般公開されるので、全国から集まった高校生が知力を結集して戦う姿を、みなさんも来年、ご覧になってはいかがでしょうか。
番組制作 所恵子
◎このコラムでは、つくばのケーブルテレビACCSのスタッフより、放送現場の話題をお届けしていきます。