カメラの向こう側
第58回 ようこそG7科学技術大臣会合 (2016/03/31)
先進国首脳会議(伊勢志摩サミット)が、5月に三重県伊勢市で開催されるのにあわせ、多くの大臣会合が国内各地で開かれます。
その大臣会合開催地の1つに決まったつくば市。筑波研究学園都市という特性から、茨城県やつくば市では科学技術大臣会合に絞って誘致を進めてきました。今回は主要7カ国と1地域などからの政府要人が参加する予定で、5月15日から17日までの3日間、「G7茨城・つくば科学技術大臣会合」との名称で開催されます。
つくばでの開催の特徴は、他の大臣会合の日程が2日間なのに対し、3日間という点。そして、唯一の首都圏開催になることです。また、大臣会合開催にあわせ、一般を対象にした「G7開催記念シンポジウム」が開かれることが楽しみの一つになります。
この企画は、江崎玲於奈さんをはじめとする日本人ノーベル賞受賞者が一堂に会し、講演会やパネルディスカッションなどを通して、「科学」を解説。科学技術などの展示も予定されており、つくばの魅力を世界に発信するには絶好の機会です。
既に開催までのカウントダウンが始まっています。ACCSでは、科学技術大臣会合の開催を応援するため、早くから関連するニュースや企画を放送しています。「本番」も手厚く対応していきます。つくば市最大のイベントとなる「G7茨城・つくば科学技術大臣会合」が、このつくば市に何を残していくのでしょうか、関係者の期待は膨らみます。
番組制作 小野 省治
◎このコラムでは、つくばのケーブルテレビACCSのスタッフより、放送現場の話題をお届けしていきます。