ぶらり・ぶら~り
第137回 浜松町から四谷まで都会の秋 (2015/12/22)
12月に入ったばかりの東京を歩く。
浜松町駅をスタートするとすぐ目の前に、芝大門とその後ろに東京タワーが見える。
本日、増上寺はパス、その通りを歩き徳川秀忠(台徳院)旧霊廟惣の入り口へと右折。この惣門には彫刻木造仁王像が2体安置されている。
惣門をくぐり、惣門跡手前に江戸時代の水路跡がある。
その先にいかにも日本的な建物と近代ビルのコラボが面白い勅額門跡。
その先には円形の芝公園があり、12月だというのに周りにバラの花がいっぱい咲きほり、芝生の上では保育園児たちが元気いっぱいに走りまわっていた。
さらに本日の第一目的地有栖川記念公園へ向かいます。麻布十番を通り抜け約2.5kを歩きます。麻布らしい洒落たレストランやカフェなどを左右に見ながらインターナショナルスクールを通り抜けます。
麻布運動公園の管理事務所でお手洗いをお借りして、東京都立中央図書館を右に見ながら入っていくと、ここでも保育園児たちが楽しそうに走り回っていました。
先ほどとちょっと違うのは、ここは日本?と首をかしげてしまう国籍のない世界でした。
思わず”Hollo”とおばあさんは声をかけてしまいました。
生徒と先生の会話が英語だったりフランス語だったり。外国の旅気分になれる歩きです。
有栖川記念公園は広く整備が行き届き何時間でも居たいところです。一緒に行った友人は、つい最近ご主人とツアーで秋の京都を楽しみに行ったのですが紅葉が終わっていて、この公園の方が余程綺麗との感想だった。
池沿いでは紅葉をバックにカップルが結婚式の記念撮影中でした。
お幸せに。・:*:・( ̄∇ ̄人)。・:*:・
さてここから神宮の銀杏並木へむかう、ここからはひたすら青山3丁目を目指す。右に青山墓地がある、約3k弱の距離をまだかまだかと歩き続けた。
絵画館前にはたくさんのテントが張られ、イチョウ祭りが模様されていた。お昼時に到着した私たちはどこの美味しいものを食そうかといささか迷った。
この銀杏並木の入り口にはおしゃれなカフェもあり、今度はおしゃれなカフェで都会の雰囲気を味わいながらお茶でもしたいな?
残念ながら12月6日で終了、来年もあると思うので興味のある方はどうぞ。
http://www.meijijingugaien.jp/event/ginkgo-festa.html
この銀杏並木をに向かって左方面は、東宮御所、赤坂御用邸がある。
賑やかなお祭りの喧騒から離れたくさんの緑や黄葉を見ながら歩くと心和らぐ。
大人のお散歩コースといったところ。
さて今回の最後の目的地は迎賓館の正面。
まるでヨーロッパにいるようで、みんなで記念撮影。
お腹もいっぱい、10kは歩かなかったと思いますがみんなよく歩きました。四谷駅で解散です。
世界で一番人口の多い団塊の世代・1947年生まれの好奇心いっぱいの獅子座です。
忘れた頃の5人目で、比較的自由に育ちました。生まれは熊本・小中学校時代は下関ですから育ちは下関かも知れない。存在感のない子供でした。親からも同級生からも忘れられることが多かったので、気ままにテクテク歩いたりラジオ・テレビに興じたりしていました。今の生活にそんな育ち方が反映しているかも知れません。
運動神経の悪かった私は歩きというスポーツを見つけて20年すっかりアルチュウ(歩く中毒)になっています。社会性に乏しい割にはここ10年位は旅仲間と4~10人くらいで海外旅行を楽しんでいます。