カメラの向こう側
第50回 4k試行錯誤中 (2015/06/22)
なんかあっという間に自分の番が回って来ちゃいますなあ…そんなこんなでもう6月ですよ。
今回は巷で噂の4kのお話でもしましょうかね。
まず、4kとはハイビジョンの画角が4枚分で1枚の画となる企画です。HD画質の4倍ですから当然画質も綺麗ですがデータ量も4倍なのでございます。
するってーともうね、今のACCSの編集用PCでは再生すらままならないんですね。
何とか再生して1秒間に1コマしか動かないので、カクカクの画面…とても編集なんて出来ない状態。
しかし、世は4k時代到来とかやってる訳で、ACCSとしても4kを上手く活用しないといけないんですね。
そんな訳で、ACCSでは試験的4k運用プログラムを立ち上げまして、4k機器(そんなに高くないもの)を組み合わせて4kがどこまで出来るのか!?っていうのをやる事になりました。
とは言っても、4k放送は物理的に出来ないので、4kカメラで撮って編集して、4kテレビに映すっていう流れを自前で行う事が目標です。
現在テスト中でして、4kで撮った映像はハイビジョンに変換してニュースなんかにも使ったりしています。
そして何よりも、いままで使い込んだ編集用のPCが4kも編集出来る位にパワーアップしたので、ハイビジョンの編集が楽になる事が最も効果がある事なんです。
これを機により良い番組制作に4k機器が活躍してくれる事を期待して、今回のコラムは終了です!!ではまた。
番組制作 柴原 弘樹
◎このコラムでは、つくばのケーブルテレビACCSのスタッフより、放送現場の話題をお届けしていきます。