ぶらり・ぶら~り
第121回 日光へ避暑 (2014/08/22)
残暑の挨拶をする頃になっても酷暑が続いています。
贅沢な避暑への旅はできないけど、青春18切符を使って日光へ行ってきました。
JR日光駅まで約4時間、友部・小山経由常磐線下り一番の電車で出発です。
宇都宮から日光線に乗り換えるのですが、電車は日光一色の少しレトロな雰囲気です。乗客の半数以上が外国からの観光客です。
9時54分日光駅に到着、今回は「憾満の路」5kを歩きます。
JR日光駅から神橋へ向かって国道120号日本ロマンチック街道を歩きます。
途中は左右に老舗の店、カフェなど来る度に小洒落た店が増えてきます。
世界遺産となって日光全体が頑張っているなと感じます。駅から約1k歩くと日光郷土センターがあり、駅のインフォに寄り忘れここで地図をゲット。
JR日光駅から「憾満の路」スタート地点日光総合会館まで約2.4k、本日トータルで約10kを歩きました。10kも歩けないという方には120号線に沿って日光駅からやしお湯間のバスが走っています。バスも使って体力に合わせて歩くと良いと思います。
コースは [日光総合会館→石升の道→浄光寺→憾満が淵並び地蔵→大日橋→日光植物園→殉死の墓→日光田母沢御用邸記念公園→日光総合会館] です。
総合会館を過ぎて左手方面を大谷川に沿って歩きます。直ぐに憾満が淵の看板がありますのでそこから道なりに歩きます。喧噪から離れた良い道です。
暫く歩くと「かんまん茶屋」です。
駅から歩いて来たので丁度休憩に良い所でした。素敵な手作りマップがありました。美人のオーナーさんが作成されたそうです。但し、水曜日は定休日だそうです。
酷暑の毎日が嘘のよう。「並び地蔵」に緑と水のコラボレーション、癒されました。
慈眼大師展開の門弟や、幽遠の僧俗が「過去万霊・自己菩提」のために、親地蔵と石地蔵を約100体刻み「並び地蔵」とした。しかし、明治35年の大洪水でいくつかが流失、当初100体の並び地蔵は現在は74体しか残っていない。
案内板に沿って歩き120号線に出でると案良沢停留所がある。もう歩けないという人はここからバスを利用するのも良いのではないでしょうか?
コースの終盤に「日光田母沢御用邸記念公園」です。ここは大正天皇のご静養のため、明治32年に造営された。江戸、明治、大正時代の建築が融合し、建築学的にも大変貴重な建築物です。
コースが終ると食事をして、お土産を買い求めました。もちろん歩きが大好きなぶらりは駅まで歩きました。
帰宅も友部経由でしたので電車も混みませんでした。
世界で一番人口の多い団塊の世代・1947年生まれの好奇心いっぱいの獅子座です。
忘れた頃の5人目で、比較的自由に育ちました。生まれは熊本・小中学校時代は下関ですから育ちは下関かも知れない。存在感のない子供でした。親からも同級生からも忘れられることが多かったので、気ままにテクテク歩いたりラジオ・テレビに興じたりしていました。今の生活にそんな育ち方が反映しているかも知れません。
運動神経の悪かった私は歩きというスポーツを見つけて20年すっかりアルチュウ(歩く中毒)になっています。社会性に乏しい割にはここ10年位は旅仲間と4~10人くらいで海外旅行を楽しんでいます。