ぶらり・ぶら~り
第120回 シニアプライスが嬉しいポルトガルの旅part3 (2014/07/23)
4月17日(木) ポルト観光 3日目
今日はクルージングの日です。
ここポルトで3泊するホテルは高級ホテルで朝食も充実しています。
しかし、クルージングも朝食付き・・・絶対にホテルの方が良い!
でも、クルージングの集合時間とホテルの朝食の時間が重なってしまいました。
う~ん残念!
ホテルから徒歩30分位にある集合場所、行ってみると、はて?どこ?
何とか見つかりました。大勢の人がいます。
係のチェックを受けてから船へ入るのですが、係の要領が悪く、なかなか終らな い。とりあえずチェック終了後に朝食、じつにシンプルな朝食でした。
今日のクルージングは、ポルトから2カ所のダムを超えてReguaまで行く。
このダム越えがドウロ川クルーズの見所です。Reguaからは汽車でポルトへ戻りま す。
ダムで堰とめられたドロウ川は、ダムの前後で水位差がある。クルーズ船はダムに設けられた水調整用のドックに入ります。乗客はこの風景をカメラに納めようと甲板に出て大騒ぎです。
ダム越えを終えるとランチ、大勢の客に手際良く料理が配られる。空腹だった私達は、写真を撮るのも忘れ、ごらんのとおりの写真のみ(笑)
それまでお互い会話もなく過ごしていましたが,ワインが入りすっかり国際交流 の場となりました。南米への移民の方とも出会いました、ここで日本語の交流が 出来るなんてやっぱり日本語って良いですねえ。16時、Regua駅からポルトへもど ります。
4月18日(金)ポルト~リスボン観光
いよいよこの旅の最終地リスボンへ向かいます。
チケットは、前日にシニアプライスで購入済。出発まで少し時間が早いけど、サン・ベント駅はアズレージョも奇麗だからゆっくり観賞できます。ホテルを出ま す。
少し早く出て良かった、私達の乗る電車が解らない(-_-;
チケットを見せて尋ねるとリスボン行きの汽車はここではなくCampanha駅でした 。Campaha行きの汽車は数分後に出発でした、滑り込みセーフ(;^_^)
Campahaから3時間の汽車の旅、14時少し前にリスボンに到着です。
最後はチョットリッチなホテルです。
各自部屋で少し休憩を取り町へ繰り出します。リスボンは3泊の予定。
到着日の夕方の数時間プラス2日間が私達に与えられた時間です。
リスボンのカルモ通りにある20世紀初頭に作られたクラッシックなリフト「サンタ・ジュスタのエレベーター」を、この日に見る事になりました。通称「カルモのリフト」カルモ広場の登り坂で、バイシャ・ポンバリーナの通りとつなぐ。リスボンの観光名所の一つ。
長蛇の行列、「これって?リフト?」並んでいる人に聞いてしまいました。
30分待ってやっと乗る事ができました。リフトの中はレトロな造りでした。
展望台へ行くとリスボンの街並とサン・ジョルジェ城が一望できテージョ川も見えました。
一度はこのリフトに乗っても良いと思います。
4月19日(土)シントラ・ロカ岬観光
ホテルを9時に出発,ホテルの最寄りの駅Sete Riosで「Bilhete Train & Bus」を購入してシントラへ向かいます。途中Amdoraで乗り換えます、なんだか不安でした。
幸い息子世代の日本人家族が乗っていていました。こんな時は解っていてもルートを確認する事にしています。
シントラはムーア人が築いた城の跡や、ポルトガル王室の夏の離宮など、様々な年代の文化財が集積していることから、有名な観光地なのです。宮殿群や城跡を
含むシントラの文化財は、「シントラの文化的景観」として、1995年、ユネスコの世界遺産に登録されました。
シントラに到着、凄い混雑です。気がつけばこの日は土曜日です。日本にいる時は絶対日曜日には出かけませんが、仕方がありません。
シントラを周る434番のバスが駅前から出ています、満員です。
ムーア城趾前で降りるとチケット売り場があります。ペーナ宮殿とセットのチケット(14ユーロ)を購入、シニアプライスはありませんでした。
入口を入ると坂道を上ります,城趾の中をここでもの上ったり下ったり、結構歩きがいのある城趾でした。歩くのが大好きな人のグループですから最高です。
次はペーナ宮殿です。ペーナ宮殿は、ドイツで有名なノイシュヴァンシュタイン城の建設を命じたルートヴィヒ2世のいとこにあたるフェルディナント2世が建築したお城です。
ここでは各部屋が見学出来るようでしたが,この日は見学者が多く長い行列ができていました。前日のリフトのように30分待つという訳には行かないようで諦めました。
シントラの観光を終え昼食をとった後、一旦シントラ駅へ戻り403番のバスでロカ岬へ。
ロカ岬へ到着したのは既に16時になっていました。ロカ岬での滞在にそんなに時間が必要ありません。到着後次のバスでシントラ又はカスカイス行きのバスへ乗
れます。それでもユーラシア大陸の西の果てです、1度は来てみたかった。
4月20日(日)リスボン市内観光
ポルトガル最後の日です。先ずはイエローバスでジェロニモ修道院へ行きます。
この修道院は、エンリケ航海王子とヴァスコ・ダ・ガマの偉業を称えるとともに、新天地開拓へと乗り出して行く航海の安全を祈願するため、マヌエル1世が1502年に着工。ここの入場料はシニアプライス有ですが、日曜という事で14時までは無料・・Lucky♪
このエリアには、歩ける範囲で「発見のモニュメント」「ベレンの塔」や他にも ある。
公園をこえるとこの二つが並んでいる。「発見のモニュメント」の前の広場の大理石のモザイクで世界地図と各地の発見年号が記されている。ベレンの塔は1515年に着工。1520年に完成した。元はテージョ川を行き交う船を監視し、河口を守る要塞として造られ、後に船の通関手続きを行う税関や灯台としてもつかわれた。
のんびりと3か所で観光後、イエローバスで移動、レストラン街で降りて昼食。
解り易い、写真付のメーニューのあるレストランでたこ飯にありつく。
食後雨が振り出し、路面電車にのり目的地を決めず車窓をみて下車する事にする 。
電車は高台に停車、降りてみる。リスボンの町とテージョ川が望める場所だった 。
再びイエローバスに乗った。無料のケーブルカーを知る。早速ケーブルカーで高台の公園へ行き景色を楽しみ今回のポルトガルの旅終了。
翌日3人はフランクフルト経由で帰国です。
そして残った3人はスペイン・セビリアから巡礼「銀の道」1,000を歩きます。
世界で一番人口の多い団塊の世代・1947年生まれの好奇心いっぱいの獅子座です。
忘れた頃の5人目で、比較的自由に育ちました。生まれは熊本・小中学校時代は下関ですから育ちは下関かも知れない。存在感のない子供でした。親からも同級生からも忘れられることが多かったので、気ままにテクテク歩いたりラジオ・テレビに興じたりしていました。今の生活にそんな育ち方が反映しているかも知れません。
運動神経の悪かった私は歩きというスポーツを見つけて20年すっかりアルチュウ(歩く中毒)になっています。社会性に乏しい割にはここ10年位は旅仲間と4~10人くらいで海外旅行を楽しんでいます。