ぶらり・ぶら~り
第111回 下館・勤行川(五行川)歩き (2013/10/09)
知人から筑西市の散策マップが送られて来た。丁度9月からJRときわ路パスが使える時期になっていた。
早速、友部で乗り換え下館まで出かける。今回は常総線も使えるこのときわ路パス。
近いので始発ではなく、今回の朝はゆっくりの出発だった。
市役所の前を流れる勤行川(五行川)に沿って歩きます。
この川には大和橋、中島橋、勤行大橋、大橋、新橋、仙在大橋、仙在橋、中島さくら大橋、高島橋とたくさんの橋があります。
スタート地点にかかっているのは大和橋です。
川を眺めながら川の流れに逆らう方向へ歩きます。
奇麗な水の流れに清々しさを感じます。
11月に入ると鮭も川の流れに逆らいながら遡上する事でしょう。
地元では2月頃に稚魚を放流するそうです。
途中、川辺に行ける所もあります。
お散歩中の男性のお話では、仙在橋近辺が眺めの一番良い所だそうです。
又、その先の川沿いには桜の木がいっぱい、春に来るのも良さそうです。
所々に公園があります。一時間位歩いた所に東屋があり一休みしました。
桜つつみへ行くために高島橋を渡ります。向かい側の川沿いを今来た方向へ歩きます。
向かい側の眺めも又違う目線で楽しめました。
散歩を終え新橋から町なかへ向う時に「染処ほりこし」の木製で大きな看板を発見。
同行した友人が織物をしているので、興味をそそられ立ち寄りました。
タオルや手ぬぐい、又それを使って小物や衣類等が狭い所に並べられていました。
昔はこの近辺でも染め物が盛んだったとの事ですが今では染めている所は無いそうです。
「染め処」の名前に魅かれて立ち寄ったのですが、今ではタオルにオリジナルの絵や名前を染め付けているそうです。
そういえば、この水戸線上では結城紬や真岡木綿が有名でした。
奇麗な川の側ですから昔はこの川で染めた物を洗っていたのだろうと想像しました。
奥に手ぬぐい柄の原盤がぎっしり保存されていました。
8キロ近くを歩いた疲れ等どこへ行ったのか?すっかり店主の話に聞き入り、お買い物に夢中になってしまいました。店の近くの新橋を渡ると街なかへ続いています。
街は広くて奇麗、落ち着いています、老舗の店も何件かあります。
老舗の和菓子屋さんヘ達より、夫へおまんじゅうをお土産に購入。
水戸線はどの駅も立ち寄ってみたい沿線です。
11月の鮭の遡上も是非見に来たいと思っています。
世界で一番人口の多い団塊の世代・1947年生まれの好奇心いっぱいの獅子座です。
忘れた頃の5人目で、比較的自由に育ちました。生まれは熊本・小中学校時代は下関ですから育ちは下関かも知れない。存在感のない子供でした。親からも同級生からも忘れられることが多かったので、気ままにテクテク歩いたりラジオ・テレビに興じたりしていました。今の生活にそんな育ち方が反映しているかも知れません。
運動神経の悪かった私は歩きというスポーツを見つけて20年すっかりアルチュウ(歩く中毒)になっています。社会性に乏しい割にはここ10年位は旅仲間と4~10人くらいで海外旅行を楽しんでいます。