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ぶらり・ぶら~り

第74回 45日ニュージランド横断65万歩バックパーカーの旅Part7 (2010/06/14)

2009年11月21日~

36日目

今までと違ってクライストチャーチは大都会です。
ほとんど3人で行動する事が多かったのですが、ここでは別行動をする事にしました。
Aは動物公園へSはハグレー公園へ私は市内バスでクライストチャーチが一望できるカシミア・ヒルへ行く事になりました。   

クライストチャーチ中心部より5kmの所にある小高い丘の中腹にある「サイン・オブ・ザ・タカへ」を訪れた。重厚なチューダー様式の石造りの館1918~49年に建てられた山道の休憩所。今ではすっかり住宅地になっていた。   

建物のみ見学可能。手入れの行き届いた庭を見ながら豪華な内装でコーヒを注文。なんて贅沢なひととき!   

市内まで5kmなら歩いてみようと思ったのだが、丁度バスが来て時間短縮、バスで再び市内へ。ハグレー公園側の「モナ・ベイル」へ向かう。ここは19世紀末に建てられたビクトリア様式の個人邸宅で現在は結婚式場として人気のスポット。日本のツアーの方達がたくさん訪れておられました。ここで昼食と思っていたのですが、既にオーダーストップ。でもお茶は大丈夫という事でアフタヌーンティを頂く。敷地内のエイボン川で敷地内を巡るパンテイングが楽しめる所でもある。 

 せっかく近くまで来たのでハグレー公園の中を歩いてユースへと歩き出す。
ハグレー公園は、日比谷公園の15倍の広さで歩きがいのある公園でした。
1813年並木を保持する為、公衆の緑地にする事が州法によって決定されたとの事。   

37日目

今日はルートバーン・トラックで出会ったウエンディに招待されている日です。約束は午後でした。当日は丁度日曜日、リカトン・ロータリー日曜マーケットが開かれています。午前中出かけました。市場は魅力的なものばかりでした。旅の終盤で現金が無くてよそより安かったマヌカハニーやドライトマトが変えなくて残念(~∧~)
でもお知恵拝借で帰国後は瓶類での保存が増えました。

 
午後はウエンディのお宅にお邪魔しました。昨日はお嬢さんの臨月のお祝い?で同じ妊婦仲間の方も集まりパーティだったとかそのお裾分けのケーキも頂きました。
もちろん庭の花は見事でした。彼らのタンザニア・キリマンジャロ登山の話題で盛り上がりました。また後日12月16日に無事お嬢さんには男子誕生との知らせが届きました。彼女にとって初孫でした。 
38日目

この日で南島ともお別れです。途中カイコウラで休憩、ここは年間を通してクジラやイルカ、オットセイなど海洋生物を観察できる貴重な所です。また、四季を通じてホエールウオッチングも出来る。ここも宿泊を諦めた所でした。   

昼過ぎにピクトンに到着、フェリーでウエリントンへ。
今日から2泊ネットで見つけたB&Bに宿泊。場所はウエリントン港対岸にあるデイズベイ。リタイアしたご夫婦の経営するB&Bで宿泊は一組だけ。B&Bは閑静な住宅街にありました。専用のゴンドラで高台にあるハウスへ行くのですが3人と荷物は同時には無理だった。しかし、部屋からの眺めは最高でした。   

オーナーはとても親切な方で、到着後夕食の為の食材のお買い物に車で連れて行ってくださいました。台所が着いていましたので自炊です。   

また、旅の最終地オークランドで2泊のYHAを予約していたが帰国日の出発が早朝なので急遽帰国日前夜は空港近くのB&Bにする事に決めオーナーが良いB&Bを予約してくれて大助かり!   

カイコウラ

カイコウラ

ケーブルカー

ケーブルカー

B&Bの部屋からの眺め

39日目

ウエリントン港の沖に浮かぶマティウ/サムズ・アイランド。本日午前中はフェリークルーズとこの島のウオーキングを楽しむ事にする。この島はかって一般人の立ち入りが禁止されていたが、1996年に規制が解かれ、デイズベイへ向かうフェリーの一部で下船する事が出来るようになった。   

しかし、島に着くと直ぐウオーキングは出来ませんでした。ミルフォードのように消毒ではありませんでしたが、先ず陸に降りると同時にブラシで靴の泥を落としレンジャーの点検でした。レンジャ?の説明と注意を受け次の船の時間が知らされ島内のウオーキング開始でした。島は豊かな自然がいっぱいでした。   

   
40日目

B&Bで優雅な2日間を過ごしウエリントンを発ち温泉の町ロトルアに向かう。12時のバスでウエリントンを発つ。途中懐かしいトランギを通り温泉の町ロトルアに到着。19時に到着の予定が20時を回っていた。YHAのスタッフは19時までが勤務時間。バスから携帯で遅れる旨の連絡を入れる。ここのYHAは本当にきれいだ。
8時間のバスはさすがに疲れた。本日はレストランにて食事。   

41日目

この町は至る所から白い湯気が立ちこめている。観光案内所で30mも吹き上げる間欠泉のあるテ・プイアというマリオ文化の伝承を目的に創設された総合施設見学と20平方メートル以上もの広大な地熱地帯の「悪魔の温泉」のウオーキングトラックを歩きミネラルたっぷりの天然泥のスパを予約する。   

長旅の疲れを温泉でと思ったがやはり温泉は日本が一番。   

42日目

ロトルア最後の日はフリータイムで市内散策。
近くの公園からはじまり海岸の方へ行ってみる。その後は商店街へ。
公園の側に温泉プールがあるのを見つけていたので夕方はプールでエクササイズ!   

   

ロトルア最後の日のバスは午後1時20分。午前中は近くの公園でフリーマーケットがあり散歩がてら行ってみる。公園には足湯があった。これは良かった。  

     

13時20分観光案内所からバスはこの旅の出発地点オークランドへ向け出発。   

43日目

空港近くのB&Bへの移動だが今日はウエリントンでは午後からパレードがある事が判明。パレードが終わるのは16時。それまではバスが動かない。オークランド市内散策とする。
お祭りのパレードで韓国のパワーに驚きました。   

エアバスは空港までB&Bのオーナーが空港まで迎えにきてくれた。ここのオーナーも優しい働き者の奥さんでした。地図には泊まった国に待ち針がびっしりと刺してあり、日本からの宿泊者が多いんですね。最後の夜はちょっと豪華にシングルルームでした。   

  

初日のハプニングと日本到着日を入れて45日間の旅。日数を決めたときはNZを全部回れるのではないかと思っていました。しかし、結果は北島、南島を走り抜けて来たようでした。たくさんの人々と出会い、多くの事を学びました。この旅を与えてくれた家族にも感謝です。旅の出来る健康な体と心を授けてくれた亡き父母にも感謝です。

ぶらりさん自己紹介

世界で一番人口の多い団塊の世代・1947年生まれの好奇心いっぱいの獅子座です。

忘れた頃の5人目で、比較的自由に育ちました。生まれは熊本・小中学校時代は下関ですから育ちは下関かも知れない。存在感のない子供でした。親からも同級生からも忘れられることが多かったので、気ままにテクテク歩いたりラジオ・テレビに興じたりしていました。今の生活にそんな育ち方が反映しているかも知れません。

運動神経の悪かった私は歩きというスポーツを見つけて20年すっかりアルチュウ(歩く中毒)になっています。社会性に乏しい割にはここ10年位は旅仲間と4~10人くらいで海外旅行を楽しんでいます。